社会

施術士職能標準を振興  国の看板、質向上図る  タイ・マッサージ

投稿日:2017年6月30日 更新日:

 労働省は国の看板とも言えるタイ・マッサージの質を向上し、国際的な信頼性を上げるためにセラピストの職業技能標準の引き上げを進めている。

 労働省職業技能局のティラポン・クンムアン局長によると、同省の研修を今年はすでに1246人のセラピストが受けており、当初目標の1000人を大きく上回った。研修を受けることで、職能に基づく最低賃金が保証される。セラピストは技能に応じて、540バーツ~815バーツの最低日給となる。
 シリチャイ・ディサダクン労働相は「タイ・マッサージは筋肉疲労を和らげるだけでなく、健康増進にも効果がある」と話し、セラピスト全体の質向上に意欲を示した。
 タイ政府は国内で営業するスパやマッサージ・パーラーなどの施設について、業務に従事するセラピスト全員に免許の取得および保健省への登録を義務づけることなどを盛り込んだ新法「2016年・健康関連施設営業法」を昨年9月に施行。マッサージを提供する関連施設をサービスの種類別に3分野に区分、それぞれ規定した基準を満たすよう求めている。
 タイ・マッサージはタイ人が日常的に利用し生活に溶け込んでいるだけでなく、タイの重要な観光収入でもある。タイを訪れる多くの外国人がスパやマッサージ施設を利用しており、商業省の統計によると、スパ・マッサージ業界の14年の売上は300億バーツで前年比50億バーツも増えた。

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