経済

べーリング、サムロンに関心 コンドミニアムなど開発期待 ナイトフランク調査

投稿日:2017年9月22日 更新日:

 バンコク東部べーリングから隣接のサムットプラカン県サムロン地区がコンドミニアムなどの新たな開発拠点として関心が高まっている。高架鉄道のBTS(スカイトレイン)が今年4月サムロン駅まで延伸し、さらに南のサムットプラカンまで延伸計画があることから、都心だけでなく郊外の工業地帯への足の便の向上が見込まれることが期待の背景となっている。
 この地域はBTSバンナー駅近くにバンコク国際展示場(BITEC)があるほか、スクムウィット通りとバンナートラート通りが交差する角にこのほどピラットタワーが完成、今後、いくつかの商業施設建設が予定されている。このためサムットプラカン寄りの新たな商業拠点として発展が期待され、この周辺のコンドミニアムへの関心が高まっている。
 英国の不動産コンサルティング会社ナイトフランクによると、地の利や生活の便利さを考えると、現段階では都心に比べて相当の割安感があるのがこの地域の特徴という。
 コンドミニアムの価格は1戸150万バーツから350万バーツで、ローンで購入した場合の1月当たりの返済額は1万バーツ前後と都心に通勤するホワイトカラー層にも十分手が届く価格帯だ。
 さらにこうした不動産は賃貸を目的とした投資物件としても有望な投資対象で、タイ人だけでなく、サムットプラカン県の工場地帯で働く中国人や韓国人など外国人に貸せば、月当たり1万3000~1万5000バーツの賃貸料が稼げるため、たとえ200万バーツ前後で購入しても10年ほどで元が取れる計算になるという。
 ナイトフランク・タイランドの調査では、バンナー・べーリング・サムロン地区で2012年から今年前半までに1万2417戸のコンドミニアムが供給され、このうち73%が売却済み。
 現在、高層コンドミニアムの1平方メートル当たりの販売価格は、スクムウィット通りなど都心が11万バーツなのに対して、バンナー・べーリング・サムロン周辺は同9万バーツで割安感がある。

-経済

Copyright© 日刊ばんこく新聞 , 2018 AllRights Reserved Powered by AFFINGER4.