社会

統計局発表、地方農村で高い未成年の妊娠率 母親識字率、子に影響

投稿日:2017年3月29日 更新日:

 デジタル経済社会省の国家統計局は27日、子どもと女性の福祉に関する統計を発表した。未成年の妊娠率は北部と南部で高く、1000人当たりそれぞれ72人、58人で東南アジアの中でも高かった。

 調査はユニセフ(国連児童基金)の資金・技術的支援の下、昨年11月から今年3月まで全国の2万8000世帯を対象に実施された。
 15~24歳の女性はエイズについて聞いたことはあるが、そのほとんどが性行為での感染を予防するための正しい知識がなかった。一方、出生届の提出率、清潔な水や公衆衛生へのアクセス、小学校の出席率は95%以上で前年より改善が見られた。
 国家統計局のヌワンナパー・タナサック局長代理によると、母親の識字率が子どもの身体発育や健康、教育に大きく影響している。進学率は教育を受けた母親を持つ12~17歳の子どもが24%だったのに対して、教育を受けていない母親を持つ子どもの割合は0・4%だけだった。また、5歳以下の子どもの10人に1人は発育不全で、教育を受けていない母親を持つ子どもが圧倒的に多いことが分かった。
 子ども用の本が家に最低3冊ある5歳以下の子どもは41%で他国よりも低く、農村部では23%とさらに低い割合だった。また、都市部と農村部の両方で見られた傾向は父親の家事参加が少ないことだった。
 ピチェート・ドゥロンカウェロート・デジタル経済社会相はこうした結果を受けて27日、「女性や子どもの福祉向上に向けて国を挙げて対策すべき」と話した。

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