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日本人会が総会 島田会長「新たな取り組みを」

投稿日:2017年5月3日 更新日:

 タイ国日本人会(島田厚会長、会員6747人=17年3月末時点)は4月27日、バンコク都内のホテルで2017年度定期総会と懇親会を開いた。在留邦人数の年齢層や情報源の多様化などに伴う会員数の減少が続く中、世界各国の日本人会でも最古の歴史を持つ同会の発展と在留邦人間のさらなる親睦の必要性を強調した。

 総会には201人が出席。冒頭、島田会長が16年度の活動を報告した。昨年10月のプミポン前国王崩御を受けて「100日法要」で1月20日まで活動を自粛したが、2月から再開。また昨年4月に発生した熊本地震では義援金47万2835・75バーツ、社会福祉事業では8団体に計85万6643万バーツを寄付した。
 今年実施される日タイ修好130周年記念事業としては、タイ赤十字社へ800万バーツ相当の献血車寄贈のほか、11月にはラムウォン盆踊り大会を開催する。

■「サービス充実図る」、会員数減少対策で
 タイの在留邦人は07年に4万2736人を記録して以来ほぼ毎年増加しており、16年に6万7424人となった。一方、タイ国日本人会の会員数は08年3月末で7991人を数えて以来、16年3月末には7195人と減少の一途をたどっている。
 同会によると、近年の未入会者は独身者や単身赴任者、20~40歳代の若年層が多いという。島田会長は日本人会に入会していない在留邦人について、同会の周知が不足している反面、既存会員へのサービス提供や活動内容に変化がほとんど見られず、新しい取り組みが少ないことを問題点として挙げた。
 今後は、▽無料通信アプリ「LINE」やフェイスブックを利用した情報発信の開始、ウェブサイトの充実▽会館と図書館の利用時間拡大▽新たな行事開催や既存の行事の内容充実▽提携店の拡大による優待割引やサービスの充実――で機能・サービス向上を図る。

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