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来年1月から義務化 SIMの指紋登録 携帯電話購入者

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 国家放送通信委員会(NBTC)はこのほど、来年1月から新規の携帯電話の番号購入者に対し、指紋の登録義務化を始めると発表した。プリペイド、ポストペイド双方ともに適用される。指紋登録についてはこれまで任意とされてきたが、南部やバンコク都内での爆弾事件が頻発していることやタイ政府がキャッシュレス社会の実現を目指していることを受けて、携帯電話各社と協力して進めることを決めた。

 現在の番号保有者についても来年1月から義務化を進めるとしているが、登録の期限については明らかにされていない。
 NBTCのタコーン・タンタシット事務局長は「5月31日から制度の運用を開始し、指紋登録機器を導入する」と話した。まずはテロが頻発している南部、深南部のヤラー県、パッタニ県、ナラティワート県で最初の30台のうち25台を設置する。指紋はタイ国民が持つIDカードのデータとリンクさせる。
 登録は全国のAISやDTAC、トゥルー店舗で受け付けるほか、サイアム・パラゴンのTOT事務所、ジェーンワタナにあるCATテレコム本社で登録できる。NBTCによると、登録を怠った場合は国内でモバイルデータ通信ができなくなるという。
 タコーン事務局長によると、指紋登録は2分で完了するため「市民に負担なく進めることができる」としている。
 タイではプリペイドのSIMカードについてはセキュリティ強化を目的として、2015年7月から個人情報の登録を義務化した。タコーン事務局長は「世界のキャッシュレス化が進む中で不正取引の防止や安全性を確保するため」と話している。同事務局長によると、タイの携帯電話登録台数は現在、1億3000万台以上で、うち1400万台が携帯端末を通じて金融取引が行われているという。

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