社会

MRT近くで爆弾発見 病院事件との関連不明 タイ文化センター駅

投稿日:2017年6月1日 更新日:

 5月30日午後2時40分ごろ、都内フアイクワン区ラチャダピセーク通りの地下鉄(MRT)ブルー線タイ文化センター駅近くの空き地にビニール袋に2重に包まれた手製爆弾のような物体があるのを、近くで休憩していたバイクタクシー運転手が見つけ、フアイクワン警察署に届けた。

 首都警察は現場一帯を封鎖し、爆発物処理班を出動させて物体を調べたところ、蚊取り線香を金属製パイプにつなげた殺傷能力がある爆弾と判明した。バンコク都内では5月22日に戦勝記念塔近くのプラモンクットクラオ陸軍病院で20人以上が負傷する爆弾テロ事件のほか、4月にはラチャダムヌーン通りや国立劇場近くで負傷者が出る爆発が相次いで起きており、軍、警察など治安当局は関連を調べている。
 首都警察によると、現場はラチャダピセーク通り沿いのレストラン裏の空き地。発見者のバイクタクシー運転手は休憩でこの場所を訪れた。手製爆弾は長さ約20㌢、直径同10㌢の金属パイプが使われ、爆発可能な状態だっだが、導火線の役割を果たす蚊取り線香が折からの雨で湿っていたため作動しなかった可能性があると捜査当局はみている。
 首都警察は目撃者情報収集のため現場周辺の聞き込みを続けているが、爆弾が見つかる直前、都庁の清掃員が2人乗りのバイクが現場近くを訪れたのを目撃している。清掃員によると、2人のうち後部に乗っていた1人が降りて5分ほど現場で過ごし、再びバイクに戻り2人で走り去った。
 チャクティップ・チャイチンダー警察庁長官は「陸軍病院爆弾テロとの関連を示す情報は今のところ何もないが、犯行の動機は政治的なものか市民の警察に対する信頼を貶めることにある可能性が高い」との見方を示した。

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