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iPhone強殺に死刑判決 2被告に「更生の余地なし」

投稿日:2017年6月2日 更新日:

 都内の路上で今年1月、iPhoneを強奪するために男性を殺害したとして、殺人罪などに問われていたキタコーン・ウィカハ被告(26)、スパットチャイ・チャンシリ被告(25)の2人に対しバンコクの刑事裁判所は5月31日、死刑判決を言い渡した。

 2被告には多くの前科があることから、裁判官は「更生の可能性は極めて低い」として極刑に処した。被害者の姉は判決について「満足している」と話した。姉によると、被害者の両親は犯人らがしたことを許しているが、犯人と対面する心の準備が出来ていないため、裁判所には姿を現さなかった。

 判決によると、キタコーン被告は1月、都内ラートプラオ地区のコンビニエンスストア前でiPhoneを持っていたワシン・ルアンジェムさん(26)を刃物で刺して殺害した後、iPhoneを奪い、オートバイに乗って近くにいた共犯のスパットチャイ被告とともに逃走した。

 近くで犯行の一部始終を目撃した警備員の証言や暴行の際にへこんだヘルメットからスパットチャイ被告の指紋が残っていたなどの証拠から、犯人と断定された。防犯カメラにも犯行時の様子が映っていた。

 国際人権団体アムネスティ・インターナショナルによると、タイで最後に死刑が執行されたのは2009年で、以来、一時停止の状態が続いている。

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