経済

タイ、1つ上げ27位 デジタル競争力は41位 IMD競争力ランク

投稿日:2017年6月8日 更新日:

 スイスのビジネススクールIMD(経営開発国際研究所)がこのほど発表した2017年世界競争力ランキングで、タイの総合順位は調査対象63カ国・地域中27位だった。経済指標が回復し、順位を1つ上げた。また今年から情報技術を生かす力を示す「デジタル競争力ランキング」も初めて公表し、41位となった。
 レポートでは政府投資やタイ中銀の政策が経済成長に貢献しているとするものの、インフラや保健、教育などの脆弱性を指摘した。
 首位は2年連続で香港。シンガポールが3位(昨年2位)、米国は1つ順位を落とし過去5年間で最も低い4位になった。
 アジア諸国では台湾が昨年と変わらず14位で、昨年は順位を下げていた中国が7位上げ18位だった。日本は昨年と同じ26位。
 アセアン諸国ではマレーシアが19位(昨年19位)、フィリピンが41位(同42位)、インドネシアが42位(同48位)。
 IMDのビジネスランキングは1989年から毎年発表しているもので、今年はキプロスとサウジアラビアが加わり63カ国となった。

■デジタル技術
 市民に浸透課題
 またデジタル競争力ランキングについて、IMDディレクターのアルトゥーロ・ブリス氏はデジタルインフラの整備や企業のデジタル整備を助ける法規整備を評価しつつも「市民生活への浸透がみられないことが課題だ」として、ランキングが下位にとどまったことを指摘した。
 首位はシンガポールで、スウェーデン、米国、フィンランドと続いた。日本は27位だった。
 デジタルランキングはデジタル技術を政府の業務、ビジネスモデルや社会一般の転換につなげる各国の能力を評価するのが目的としている。

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